アメリカの大統領がトランプさんになってから、いままでは考えられないようなことがおこったりしています。
なかにはどう考えても愚策としか思えないようなこともあります。
とうぜん愚策ですのでだれかが不利益をうけるわけです。
しかし別のひとは、利益をうけることがあるかもしれません。
トランプさんが、保健福祉長官に選んだ人は、ロバートFケネディーさんでした。
このロバートケネディーさん、ゴリゴリの反ワクチンです。
ワクチンのせいで自閉症のこどもが増えているとか、とうぜんコロナワクチンなんかにも反対です。
日本でも政治家でコロナワクチンが危険だとかいってたひともいますけど、まあどこでもこんな政治家はいるようです。
そんな政治家が、保健福祉長官なんて医療、福祉関係のトップについたのだからアメリカもたいへんだなぁとおもいます。
こういうひとは暴走するととまらなくなり、批判すると意地になってさらに暴走します。
このロバート・ケネディーさんが、『虫歯予防のフッ化物を禁止』とかいいだしました。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3b0c24437a9bab7ba769f5f981c9c871d0e68fe1
虫歯予防のフッ化物は、有効性は確立しています。
日本でもこどもの虫歯は減ってきていますが、これは親が子供の歯磨きをするようになったり、フッ化物の影響が大きいといわれています。
今後は、アメリカでこどもの虫歯が増えることが懸念されています。
ふつうはここで、『バカなことをするな』とか『科学的に考えて政策立案しろ』とかいいそうなものですが。
さすがアメリカはちがいます。
なんと、こどもの虫歯が増えることを見越して、『虫歯関連の株が上昇している』とのことです。
リーダーがバカなことをしでかして、子どもが虫歯になるリスクが上がっている。
子どもの虫歯が増えるのはわかりきっているけど、そんなことより金儲け…というわけです。
まさに弱肉強食、これがMake America Great Again(メイク アメリカ グレート アゲイン、MAGA)ということでしょうか。
あとでこの結果は検証されるでしょう。