熱中症に『悪寒』はない

悪寒(おかん)…歯がガタガタするほどの寒気(さむけ)のこと。

熱中症と、感染症は区別がむずかしいときがあります。

最近だと、高熱でグッタリしているひとがきたとき。

感染症なのか?熱中症なのか?となやむひとにでくわすこともおおいです。

しかし、基本的に熱中症に悪寒はありません。(例外もありますが)

悪寒は、寒いと思ってガタガタふるえている状態です。

本人は『寒い』とおもっていますが、実際は高熱です。

これは、感染症に対して高熱をだして、ウイルスや細菌をやっつけようとしている生体反応です。

感染症では悪寒はありえます。

しかし、熱中症は外部の気温が高すぎて、体温を36℃前後にたもてなくなった状態です。

熱中症では、悪寒はまずない…といえます。

コンテンツ作成・責任:西井クリニック