2017年01月の院長によるブログです。
1/29は内視鏡学会近畿セミナーでした。
12/4のセミナーに続いてH28年度は2回目です。
基礎的ですが、重要な内容が網羅されており受講は1日がかりでしんどいですが、明日からの内視鏡業務に役立つことがおおいです。
会場では兵庫医大旧第2外科の先輩ともお会いすることができました。
義父で病理医の西上隆之先生も一緒で、病理医からのコメントももらえたりして充実した1日でした。
内視鏡のレベルをさらにあげていきたいとおもっています。
1/22に兵庫MEC新年会がありました。
MECとはmeet(肉)、egg(たまご)、cheese(チーズ)の略で、徳洲会こくらクリニック医師の渡辺信幸先生が提唱される食事法です。
食事法を見直すことで健康をかんがえようとする方々があつまり、ここでお話をさせていただきました。
タイトルは『医療のパラダイムシフト』。
内容は、ふだんぼくがやっている診療内容の一部からです。
湿潤療法、MEC食のおさらい、認知症のコウノメソッド、筋膜性疼痛症候群の治療、理論医学(新井理論)~ビタミンケトン療法についておはなししました。
MEC食はぼく自身もやっており、おなじ考え方のひとたちの中ではなしをできたので楽しかったです。
スポーツでたとえると、ホームグラウンドで試合をする感覚でしょうか。
またこのような機会がいただければうれしいですね。
主催者の窪田さま、前田様には貴重な機会をいただいて、感謝しております。
ぼくはもともと消化器外科医でした。
手術はしなくなりましたが、いまでも内視鏡はしています。
おもに、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)と大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)をしています。
西井クリニックでは、鼻から入れる胃カメラをしており苦痛をすくなくするようにつとめています。
大腸内視鏡もしんどいイメージがあるかもしれませんが、最近は機械の進歩もありかなり楽になりました。
西井クリニック以外でも、姫路の製鉄記念広畑病院で内視鏡業務をさせていただいています。
この病院はかなり消化器内視鏡件数の多い病院です。
全部で一日50件以上の内視鏡をしています。
ぼくも多いときで1日15件ほどの内視鏡にたずさわっています。
数が多ければいいというわけではありませんが、充実感はあります。
検診はしなくていいとか、がんは放置していいという人がたまにいますが、そんなことはないとおもいます。
ぼく自身内視鏡検査は定期的に受けています。
西井外科から西井クリニックに改名して1年6か月がすぎました。
地域のみなさまにさせていただき、やれていることに感謝して診療しています。
ぼく個人は、もともと消化器外科をしていましたが、総合医家庭医に転向しました。
現在は西井クリニック以外に姫路の製鉄記念広畑病院というところで非常勤の内視鏡医をしています。
手術はしなくなりましたが、消化器内視鏡がすきでお世話になっています。
広畑病院は大きい病院で、このような大きい病院にかかると安心感があるとおもわれる方も多いと思います。
それは事実とおもいますが、町医者だからこそできる医療があると考えて診療しています。